ワガノワバレエ学校

引用・NHK・ドキュメンタリーより
引用・NHK・ドキュメンタリーより

面白かった!ロシアバレエ学校の男の子4人の卒業までの特集。

ロシアのワガノワといえば、最高峰。小さい頃から体型、遺伝、才能、性格等を随時審査される。バレエダンサーになるのも国家資格が必要となる。でも、その代わりにバレエ団の団員になれば、生活ができるお給料が当然貰える仕組みになっている。

国技みたいな扱いなのかしら…?

 

賢く才能溢れる子、性格が良くバランスのとれた子、体型に恵まれないが努力家、容姿淡麗なのに怠惰な子…という4人。

そしてすごい情熱家であり、元プリンシパルの校長先生。


引用・Karl De Falcon (@kirill_sokolovski) • Instagram
引用・Karl De Falcon (@kirill_sokolovski) • Instagram

私は、この校長先生が大好きになった。

毒舌。でも、すごい大きな愛情なのである。

しかも、見よ!このつま先!さすが元プリンシパル!

ちょっとオネエ入った口調で、現在は食事制限などしない緩んだ身体。

しかし身のこなしは美しく、口がとんでもなく悪い(笑)。

 

「どうしてそんなに背が小さいんだっ!その小さい背を少しでも大きく見せろっ飛べぇぇぇ〜」とか…「なんて出来の悪い子達なんだぁっ!」とか(苦笑)「私はお前が好きだ!しかし審査員にもお前を好きになってもらわなければならないんだ!なんて難しいんだ!」とかとか。

 

この先生の偉大さは、本人に一番良い選択を(深い意味で)教えるというところ。


 

容姿が美しく、家が貧しいキリル(写真右端)。学校に許可を得て、モデルの仕事でお金を得ている。

その容姿で、ボリショイにもすんなり入団してしまう。だから彼は、努力しない。チョロチョロ辻褄を合わせ卒業していこうとする。

そのキリルに先生は、「お前を褒める奴は、お前の敵と思え!」と言い放つ。国家試験の時、当日高熱を出し自己管理も出来ないキリルに「試験が終わったら死んでいい!立てっ!踊れっっ!」と容赦ない。しかし、影ではキリルの為に手を尽くしているのだ。

 才能だけで生きていけるほど、甘い世界ではないことを教えようとしている。そして、たとえモデルになっても、このままでは人生を後悔するであろうキリルに気付いて欲しいのだ。もちろんこの愛情は、他の子供たちへも注がれている。

先生という職業の重さについて、教えられた。