
風邪をひき、更に鹿児島豪雨で、交通機関や宿泊施設への問い合わせで、予想外の忙しさ…
私は、予想外という対応が下手だ。もう少し、臨機応変が上手な人になりたい。
とか思っている間に、鹿児島の天気は持ち直し向かうこととなる。
最大目的は、しょうぶ学園へ行くこと。
しょうぶ学園では、文化芸術活動を軸として、子ども・障がい者・地域住民の主体的な活動を推進するため、障がい者福祉事業と組み合わせた新しいアートセンターをめざしています。
とHPで説明している。大橋歩さんの著書で拝見して以来、ずっと興味があり訪ねたかった場所。
今回行ったら、ちょうど「手書きのTシャツ展」。チラシも可愛い。カレーライスの文字とカレーライスのイラストレーション。
ライスの「ラ」の文字が南西の方角へなびいているよ(笑)
左端には少しカレーで染まった黄色いご飯。カレーライスが大好きなんだっ!というのが伝わる…
だって、きっと、彼or彼女のなかでは、カレーライスの白ごはんと黄色ごはんは明確に違う「ごはん」なのだろう。

そして今日スタートの展覧会&販売なのに、目の前でTシャツは、どんどん売れていく。外は豪雨なのに。すごいよ~
あっという間に、ギャラリー内に私と夫だけが…ぽつん…と取り残される(笑)
すべてが素敵で最高な絵。個性的で、ちょっぴり笑わせてくれます。
ほんとうにユーモアでいっぱい。
個人の作品をピックアップしなければ、全体の写真は載せてもokと許可してくれました。
でも、一枚一枚がすごくいいから、本当は全部見せたい。
またギャラリーや工房や施設で働く方々は、おしゃれで可愛い、カッコイイ若者たちが多い。
仕事は、さぞ大変だろう。
でも、ほのぼのと「個性を持つ人たち」と(私は障害という言葉を使うのが好きではないので、個性を持った人と呼ぶ)
喋り合うのを見て、良い施設だなあ~と心から思う。
帰りに、私の目を見ないで「雨だから、気をつけてね」と言ってくれた人。
雨に濡れっぱなしなのを気にせず、看板を一生懸命置いていた人。
刺繍工房で、ひたすら縫い物をしている人。
自分がやれること、確実に見つけているのだと思う。