6月に観た映画「さよならくちびる」

会社からもらった映画チケット。6月末までの期限。夫と慌てて見にいくことになってしまった。

「さよならくちびる」

 

三人芝居でロードムービーで音楽劇。今時では珍しく、塩田明彦監督のオリジナル脚本です。

原作も脚本もオリジナルは難しいのです。

なぜなら、人に見てもらうには(それ以前に企画にお金を出してもらうには)高いハードルになる。

そのハードルを越えるために、メインキャストとして、事実上の三人芝居で物語を進める門脇麦と小松菜奈と成田凌という売れっ子の存在が必要だったとのこと。つまり門脇麦と小松菜奈という二人の女優の“今”という企画意図から始まる事になる。

そして二人と立ち向かえる存在感があり、雰囲気のある俳優ということで成田凌がそこに加わることになったようだ。

 

夢に挫折し、人間関係も終わる頃の…ぎすぎす感。女同士のバチバチ感など良く出ています(笑)

監督もさすが、良く女性というものを理解していることよ…

そのせいか、成田凌の最上級の冷静沈着なあしらい方がカッコ良い。距離感がいい。

ステージの薄暗さやインディーズ感、食っていけない感じも…哀しいだけではなく、輝きもまたあるのだ。若さ礼賛。

 

しかし平日だからといって…映画館には4人。ほぼ貸し切り。だいじょうぶか…な。